「苺チョコバナナ」 2021年1月27日
背高く並ぶ針葉樹、
石畳の階段、
登るとその先に続く石畳の通路。
脇には雑草混じりの土の広間。
ちょうど神社の入り口のようだった。
向かって右にはトリコロール柄のパラソルが立ち、
円形のテーブルと円柱の椅子があった。
左には屋台。
屋台にはチョコバナナが並んでいた。
黒いソースとカラフルなチョコチップを纏うバナナが串刺しになり並んでいる。
私その屋台から1本串を拝借し、
バケツに入ったバナナ1本を手に取り
串に刺した。
屋台手前にはピンク色の液体、ソースが入ったバケツ容器があった。
脳ではこれは苺味のチョコソースなのだろうと認識していた。
私は手に取ったバナナをその液体、ソースに浸し、
ピンク色の液体をバナナに纏わせ、
黒いチョコバナナ達の隣に並べた。
そして突如目の前に現れた屋台店主に
「1本くださいな」
そう伝えて、ピンク色のチョコバナナをまた手に取った。
自分の位置とは反対に位置するパラソルが刺されたテーブルに並ぶ椅子に腰掛けた。
「私はここで何をしていたのだろう」
ふと疑問が浮かんだ。
「韓国旅行」2021年1月16日②
夜、辺りには背の高いビルが並びネオンが煌めく。
目線には露店が並び暖簾や看板にはハングル文字が並んでいた。
自分は韓国に旅行に来ていた。
横には女性が1人、並んで街を歩いていた。
賑わいを見せる街の中で、
露店を周り見慣れない料理を食べ歩いた。
ホットドックの様なもの、焼き鳥のようなもの、
どれも串刺しにされ食べ歩きに適したものばかりだった。
そして暗転。場面転換。
気がつくと昼。目の前には海と大きな乗船が見えた。
帰りの船に乗り込む時間だった。
夜、一緒に食べ歩きをした女性が後ろにいた。
振り返る。
こちらを見て微笑む女性に笑顔で応えた。
その後、女性とハグをした。
10秒程、ゆっくりと優しく抱きしめあった。
「またね」
彼女は泣きそうな笑顔でそう言った。
「ファイナルファンタジー14」2021年1月16日①
辺り一面荒野。
見渡すと地層がいくつにも分かれた土の壁が聳え立っていた。
丁度山岳地帯の谷間に居た。
頭上10m先くらいにはには山々の谷間を繋ぐ木製の橋が見えた。
「お~~~い!!」
辺りを見渡して呆然としていると後方から声が聞こえた。
自分のことを呼ぶ声だというのはなぜか明瞭だった。
振り返ると大きな黒塗りの車が空を飛び、運転席に座る男がこちらに手を振っていた。
助手席にも1人男が座っている。
見知った顔のはずだが名前は出てこない。でも知っている人間だった。
その黒い四輪車両は高級車の様な光沢があり、屋根のないオープンカー、タイヤがジェット噴射して飛んでいた。
丁度FINAL FANTASY15に登場するレガリアみたいだった。ていうかそれそのもの。
自分も車の後部座席に座った。
車は高度を上げ飛行した。
山の谷間から抜け出た先は遠くに緑が広がり、
大きな山々や空中に浮かぶ大陸が見えた。
そこで思い出した。
自分は今FAINAL FANTASY14の世界の中に居るのだと。