「ファイナルファンタジー14」2021年1月16日①
辺り一面荒野。
見渡すと地層がいくつにも分かれた土の壁が聳え立っていた。
丁度山岳地帯の谷間に居た。
頭上10m先くらいにはには山々の谷間を繋ぐ木製の橋が見えた。
「お~~~い!!」
辺りを見渡して呆然としていると後方から声が聞こえた。
自分のことを呼ぶ声だというのはなぜか明瞭だった。
振り返ると大きな黒塗りの車が空を飛び、運転席に座る男がこちらに手を振っていた。
助手席にも1人男が座っている。
見知った顔のはずだが名前は出てこない。でも知っている人間だった。
その黒い四輪車両は高級車の様な光沢があり、屋根のないオープンカー、タイヤがジェット噴射して飛んでいた。
丁度FINAL FANTASY15に登場するレガリアみたいだった。ていうかそれそのもの。
自分も車の後部座席に座った。
車は高度を上げ飛行した。
山の谷間から抜け出た先は遠くに緑が広がり、
大きな山々や空中に浮かぶ大陸が見えた。
そこで思い出した。
自分は今FAINAL FANTASY14の世界の中に居るのだと。